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大学入試が大きく変わる!

2015年の1月に、文科省は大学入試制度の大改革を柱とした「高大接続改革実行プラン」を公表しました。ポイント5つを以下に整理したいと思います。

①「2つの新テスト」が創設

「大学入試センター試験」が、2020年1月の実施を最後に廃止されます。

かわって始まるのが、

①「高等学校基礎学力テスト」と

②「大学入学希望者学力評価テスト」です(いずれも仮称)。


①は高校で身に付けるべき学力の到達度を調べるもので、高2、高3での受検が想定されています。

②はセンター試験にかわるものとして、位置づけられる「資格試験」のようなものとなります。

②対象は2015年現在の中1生から

「大学入学希望者学力評価テスト」は2020(平成32)年度から実施されることになっています。2015年現在で中1の生徒からが対象となります。

ただし、その対策は対象となる生徒たちが高1となる2018(平成30)年度、つまり、遅くとも今から3年後には始めなければなりません。

③「教科」の枠組みが変化

センター試験は、1月の1回だけしか受験できませんが、「大学入学希望者学力評価テスト」は、年に複数回実施することができるよう検討されています。

「大学入学希望者学力評価テスト」の教科の枠組みは、今までのものと大きく変わることになりそうです。これまでの「教科型」に加えて、「合教科・科目型」「総合型」の問題を組み合わせて出題することとされています。

④「個別試験」も変化

各大学が個別に実施する選抜入試も改革を求められています。

「面接」「小論文」「プレゼンテーション」「集団討論」「活動報告書」「調査書」「入学希望理由書」「学修計画書」「資格・検定試験結果」「各種大会での顕彰や活動の記録」といった「これまでの努力を証明する資料」が活用されていくことを大学側が求められています。

⑤「ao・推薦」が廃止

一般入試の変化に伴い、現行の入試区分を廃止し、新たなルールが構築されることが求められています。2015年時点、私立大学に通う約半数は、推薦、AO入試を利用しているため、大きな影響が出るのは間違いないでしょう。