大切なことは

 本日も朝はやくから定期テスト、そして入試の対策を実施しています。

11月の定期テストや模試で、どんな結果が出るか今から楽しみです。

今回は、日ごろから意識している3つのポイントをご紹介いたします。


その1 弱点分野を把握させる

まずは、己を知ることからはじめます。

勉強が苦手な生徒に多くみられるのが、

「分からないところが分からない」

ということです。

 

苦手なところがたくさんありすぎて、結局すべてわからない、ということかもしれません。

ですが、その分からない単元も紐解けば一つひとつの単元から構成されていることに気が付きます。

どこまで理解できて、どこから理解できないのか。

分からないところを分かるようにさせていく。

 

はじめは、手取り足取り一緒に問題を解きながら、弱点分野を把握し

最低限抑えなければならないことを、理解させていきます。

前学年の内容に戻ることも必要です。

 

その2 勉強の習慣をつけさせる

言われたことを、実行に移せるようにしていく。

せっかく分かりかけた(暗記しかけた)ことも、復習が甘ければ

月日を追うごとに、限りなくゼロに近づきます。

 

掛けた労が無駄にならないように、復習することが重要です。

初めは嫌々でも仕方ありませんが、よくよくはしっかり目標を持って

自ら勉強していくことが大事です。

その3 勉強の仕方を教える

成績がある程度伸びてきたら、「勉強の仕方そのもの」を教えています。

もっとも大切なことは、ここにあると考えております。

 

これは科目ごと、単元ごと、そして学習の段階ごとにかわっていきます。

英単語の暗記と、長文読解、数学の証明問題と、関数の問題への取り組み方は違います。

 

なぜ解けないのか(解けなくなったのか)、原因を突き止められるようになれば

やがて自分で解けるように成長していきます。

 

勉強の解法を一から十まで教えてしまうと、一向に思考力が身に付きません。

地頭養成には、「自分で考える」→「一人で分からないところを質問する」の反復が不可欠です。

 


受験生は、入試も含めて試験の回数が残りわずかとなりました。

残りの時間のほとんどを使って、入試に備えていきましょう!